ネット通販歴20年の私が断言する。minneでお菓子が売れない3つの「構造的欠陥」
minneというシステムの仕組みが、実は知らず知らず、
本気で売上を伸ばしたいお菓子作家の足を引っ張っている現実
を、プロ目線で解説します。
「フリーマーケット」の空気感とプロの価格設定のズレ

はじめまして!
自宅で作ったお菓子のネット販売をサポートさせて頂いております、岡田と申します。
今回は、

minneに出店してみたけど、1ヶ月経っても、2ヶ月経っても売れない…
とお悩みの方に、なぜ売れないのかズバリ解説をいたします。
まず結論を先に申し上げると、
minneは元々、趣味で楽しんでいたハンドメイド作品について、「売ること自体を楽しむの場」として成長してきた
という経緯があります。
この時点でハッと気づく方もいらっしゃるかもしれませんが、そこで購入する人たちは、
安くて可愛い手作り品を求めている可能性が高い
のです。
つまり、価格を下げないと売れないケースが多いのですね。
利益度外視の「趣味・お小遣い稼ぎ」の販売者に引っ張られる恐怖

minneを見ていると、

なんでそんな価格で販売できるの!?
と、驚くような価格で販売している人が多くいらっしゃいませんか?
彼らの多くは、利益よりも「売ること自体を楽しんでいる方々」です。
そうすると、事業としてしっかり利益を上げていきたいとお考えの方が同じ場所で販売すると、かなり厳しい状況になっていきます。
このような、
原価や自分の時給を計算せず、「楽しさ」だけで安価に出品するライバルと比較されてしまう
という中で、値段を下げないと売れない状況になりやすいのです。
売上の「10.89%」を吸い上げられる高額な手数料の壁

お菓子は材料費(原価)がそれなりにかかります。原材料費の高騰もあって、値上げを検討されている方も多いですね。
そんな中で売上の1割以上を手数料として持っていかれると、手元に現金が残らない…
という方もいらっしゃると思います。
それでも売り続ける人がいるのは、「利益が残らなくても、売れること自体が楽しい」という方々がいらっしゃるからです。
【ECのプロの経験則】最もやってはいけない「価格競争」という名の自殺行為

自宅で作ったお菓子を、本格的にネット販売されたい方にとって大切なのは、
真っ当な利益を残すこと
です。
もちろん、素晴らしいお菓子を作って届けることも大切ですが、利益が残らないと広げていく事も、継続していく事も困難になってきますね。
その時に避けたいのが「価格競争に巻き込まれること」です。
値下げに走ったショップが、例外なく100%潰れていく理由
売れないからと100円、200円と値下げしても、待っているのは
作っても作っても利益が残らず、ボランティアのようになってしまう
という、厳しい現実です。
やがて、自分で始めたはずなのに、「私は一体、何をやらされているんだろう・・・?」という気持ちになってしまう方もいらっしゃいます。
minneのルールでは「リピーターを自分のファン」にできない
これは、本格的にお菓子のネット販売をしていきたい方にとって、致命的です。
なぜなら、
リピーターさんを育てることができないから
です。
自分で独自の販売サイトを持つと、「購入者リスト」を自由に使うことができます。
そうすると、新商品の販売をスタートする時や、イベント販売の際に、過去の購入者さんに一括でお知らせをすることができます。
その時点で、購入される方も出てきますので、リピーターさんが育っていき、売上が安定していくのですね。
顧客リスト(メールアドレス等)の保有を禁止されているとなると、そういった自発的なリピート施策が打てません。
その結果、常に新規顧客の争奪戦に巻き込まれ続けることになり、「安くないと売れない」という状況になってしまうのです。
価格ではなく「価値」で選ばれる仕組みを作らなければ、個人は生き残れない
同じ量なのに、1つ2000円のクッキー缶と、1つ5000円のクッキー缶。
その時、「価格ではなく価値の違いで選ばれるネット販売」を考えなければ、個人のネット販売は成功が難しくなります。
そんな中でminneは、基本的には「安くて可愛い手作りお菓子」が売れる傾向が強いのですね。
minneの限界を感じたら。お菓子作家が「WordPress(独自サイト)」へ自立すべきタイミング

私は、本格的にお菓子のネット販売をされたい方には、ワードプレスで独自の販売サイトを作ることをオススメしています。
その理由について、少し解説をいたします。
①:決済手数料が0~1%、手元にお金が残りやすい
独自のネット販売サイトを持つと、手数料が激減します。
これまで支払い続けていた手数料が、ほぼ全額、手元に残ります。
②:安売り合戦から完全離脱。「世界観」で価値を売る自由なデザイン
独自のネット販売サイトを持っているという時点で、一段、信頼性が上がります。
中には、大手百貨店や出版社から、イベント出展や取材の依頼が来たケースもあります。
先日も、サポートさせて頂いているクライアントさんが、百貨店さんのイベントに出店し、大成功されました。

独自のネット販売サイトを持つと、価格ではなく価値で選ばれるようになり、ライバルの商品と横並びにされることもなくなります。
あなたのお菓子のストーリー(素材や製法への想い)も、美しく魅せることができるのです。
③:顧客リストは100%あなたの資産。メルマガやLINEでリピートを仕組み化できる
過去に購入をしていただいた、購入者リストを自由に活用できます。
新商品の発表、次の販売時期のお知らせなどなど、リピート購入をしていただくための対策を、自由に進めていく事ができます。
その結果、リピーターさんが増え、やがてファンの方が増えていく結果につながります。
ファンになった方は、一気に5箱、10箱といった万単位で購入して、周りに配ってくださる方もいらしゃるのです。
【現実の壁】ただし、お菓子作りのプロが「1人でのWordPress構築」に挑むのは危険です

自宅で作ったお菓子を、minneから独自のネット販売サイトに移行したい。
そんな時、自分でチャレンジされる方もいらっしゃるのですが、2026年現在あまりお勧めしません。
その理由を3つ、お伝えいたします。
サーバー契約からドメイン設定、決済システムの連携はITの専門知識が必要
一般的なホームページ作成と違って、「ネット販売サイト作り」は、かなりの専門知識が必要です。
慣れない画面と格闘し、肝心のお菓子作りやレシピ開発の時間を失う本末転倒
パソコンの前で5時間ほど悪戦苦闘。今日一日、何も進んでいない…そんな状態になる方がとても多いです。
制作会社に依頼すると「制作費150万円〜」という高いハードル
自分では難しいと感じても、一般の業者さんに依頼すると高額です。それを見て、「やっぱり自分で・・・」と、堂々巡りになってしまう方も多いです。
まとめ:手作りの価値を守り、手元にお金を残す「小さなお菓子屋さん」へ
minneは「最初の第一歩」としては素晴らしい場所です。同時に、「利益は度外視!自分のお菓子が売れること自体が楽しい!」という方には、最適だと言えます。
しかし、本気で事業としてお菓子を売りたいなら、プラットフォームからの「卒業」が必要かもしれません。
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当サイトでは、お菓子のネット販売サイト作成をサポートさせて頂いております。
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